幸福度No1の国、フィジーに、SDGsにつながるメディア。”Social Innovation Fiji Journal”とは

発展途上国のことをもっと知りたい。
SDGsや自分自身が関われる社会課題を知りたい。
国際貢献を仕事にしたい。

そんな方向けのウェブメディア、SIF Journalです。

主観的幸福度が世界一位である、「幸せの国フィジー」についてもっと知りたい。
自分ももっと豊かな価値観を持てるようになりたい。

そんな方の最初に一歩になりたい、そう思ってフィジーと日本をつなぐメディアを立ち上げました。

Fijian Smile!!!
目次

意外と、私たちにも、社会は変えられる

何か遠い”国際貢献”、”SDGs”。

 国際貢献、社会課題の解決、SDGsと聞くと、興味はあるけど何か遠い。特に日本における社会課題のほとんどは、複雑化し、大きな組織を動かすことによってしか変えられないレベルの課題が多くなりました。「少子高齢化」や「格差拡大」などの問題を耳にすることが多い一方で、個人でできる解決には限りがあり、シュンとしてしまいます。

でも、何かできることがある気もする。

 しかしこの記事にたどり着いた皆さんは、きっと普段の社会人生活や学校生活の中で、「そうはいっても、もっと何かしら自分自身にできることがあるはず・・・」と感じていらっしゃるのではないでしょうか。スマホやWebなどを通じて得た”情報”に、手触り感がもてない、他人事のよう、という違和感を持ち、どこかもやもやされている方も多いのではないでしょか。

舞台は「フィジー共和国」

 南太平洋にフィジーという国があります。観光で有名な小さな島国ですが、近年、「主観的幸福度」という幸せ調査ランキングで世界一となったことで、世界的な注目を浴びるようになった国です。

 一方で、きれいな観光カタログや、旅行会社の案内には決して乗らない、様々な社会課題をもつ「発展途上国」の一面も強く持つ国が「フィジー」なのです。観光業はコロナの影響で崩壊。都市部の海辺はゴミで覆われ、主要産業のサトウキビ工場からも黒い排煙が昇り、町を包みます。でも、いや、だからこそ、

「意外と、私たちにも社会は変えられる。」

 フィジーにかかわる仕事をして4年、私はそう強く思うようになりました。例えば日本人の私が大好きな「仕組化・効率化」。サラリーマン時代に身に着けた基礎スキルの一つ。(笑)その日暮らしの価値観が強いこの国でも、実は仕組化や効率化を進めることで多くの無駄をなくし、フィジー人らしい、ゆとりのある時間を職場においても生み出せました。「オンラインツールの導入」もよい例です。Zoomやオンラインで出来ることが広がることで、コロナの影響で仕事がなくなったフィジー人に新たな雇用を生み出すことができました。

さらに少し視点を広げてみるだけでも、
「隣の家族が庭先でごみを燃やすことで出る煙、なくせないかな?」
「学校に通えない子どもたちには何かできないかな?」
「頻発する停電、日本の対策を真似できないのかな」などなど

サトウキビ工場からの煙。呼吸が苦しくなる!!

日本では20年前、30年前に議論されたような課題が、フィジーにはまだ残っているのです。今は先進国である日本に生活している経験があるからこそ気づける、すぐに役に立てる課題が、山のようにあるのがフィジーなのです。

 幸せな国フィジーの、目を背けられている社会課題を解決する、それがSocial Innovation Fiji立ち上げのきっかけです。

国際貢献・社会貢献を通じて、学ぶ・成長する

 情けは人の為ならずという言葉があります。人のために何かをすると、翻って自分にも良い影響があるという諺です。

フィジーという国を舞台に、社会貢献、してみませんか?
皆さんが一歩踏み出せば出来るくらいのことから、挑戦してみませんか?
挑戦を通じて、新たな自分の長所や興味に気づき、貢献を通じて実績をつけ、自信を得る経験をしてみませんか?

 普段の社会人生活、学生生活でどんな力がついているのか、何を学んでいるのかは意外とわかりづらいものです。しかし環境を変え、自分のできることを形にする経験は、フィジー社会にとってだけでなく、自分自身を振り返り、自信を得る良い機会にもなります。

 フィジー社会へ挑むことはすなわち「主観的幸福度No.1」のフィジー人とお仕事をすることになります。彼らの働きかた、価値観に触れることで、新しい考え方を学び、私たちの日常の中の幸せに気付けるような機会が無数にあります。

 Social Innovation Fijiの活動を通じて、私たち日本人自身にとっても大きな学びが得られる、そういう循環を生み出したいと思っています。

でもはじめの一歩が必要・・・

 フィジーについて、社会課題について、「はじめの一歩」となるのが、このSocial Innovation Fiji Journal(SIF-J)です。まずは知識をつけ、自分の興味分野を見つけ考えを深め、自分なりのかかわり方を見つけるきっかけを提供します。

SIF-Jは以下の3本柱で出来ています。

1.「知る」フィジーのSDGsへの取り組み、フィジーのニュース
2.「考える」フィジーのフロントランナーへのインタビュー、運営スタッフの考察、ブログ
3.「行動する」SIFの取り組み、メンバーの紹介

 まずは1の記事を漁って、フィジーやSDGs、幸せや発展途上国について「知る」メディアとして使ってみてください。フィジーについて知らない方・関係ない方も南の島の小国が、どんな取り組みをしているのか、日本や皆さんの置かれた環境と比較するのに絶好の情報になると思います。

 つぎに、2を通じて、ご自身で「考える」場としてみてください。ここではフィジーの社会課題に取り組む最前線の方のインタビューや、SIF運営メンバーがその経験を通じて気づいたこと、感じたことを、自分たちなりに文字に落とし紹介します。そこに正解はありません。記事を読んで皆さん自身はどう「考える」のか、皆さんならどうするか、たくさんの材料が転がっていると思います。

 最後に、3の記事を通じて、私たちの実際の取り組みをぜひお楽しみください。決して大きな利益が出たり、大きく報道される活動ではないかもしれません。それでも、普通の日本人である私たちでも、小さな一歩を積み重ねるだけでも様々な貢献ができる、「行動する」ことの面白さを感じ取っていただけたらと思います。

保護犬の施設。私たちもに何かできるかな?

知り、考え、行動する。そしてそれを継続することで必ず少しずつ社会は良くなります。まずはそれに挑戦してみる機会として、フィジー&Social Innovation Fijiというプラットフォームを活用してもらえたらと思います。

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Social Innovation Fiji 代表/Director

川上晃史

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