厳選5点 英語のリスニング力が上がる5つのコツとは?英語のリスニング力が上がらない4つの原因とは?

こんにちは! SIFジャーナル運営事務局です!

「英語のリスニング力を上げたい気持ちは山々だけど、難しいんだよな… …」

この記事をご覧になった方の中には、このように感じている方が多いのではないでしょうか。

確かに、リスニング力を上げることは簡単ではありません。

しかし、リスニングが伸びない原因をはっきりさせた上で、本日紹介する【5つのリスニングのコツ】をおさえれば飛躍的にリスニング力が向上します。様々な情報を集約し、私(TOEIC900点)の経験談を交えた上で厳選しました。

コロナ禍が落ち着いたら海外旅行したいですよね。(私事ですが、早くカナダとトルコに行ってみたいです笑)

今から少しでもリスニング力をアップさせて、海外旅行をさらに充実させましょう!

準備はいいですか? それでは参りましょう。

目次

1. 英語のリスニング力が上がらない4つの原因を探ろう

以下に英語のリスニング力が上がらない主な4つの原因をまとめました。

a. そもそも英単語・文法を知らなすぎる

b. 英語を日本語に訳してしまって追いつけない

c. 話すスピードについていけない

d. 英語の発音のルールを知らない

原因を知ることはとっても大切です。順を追って見ていきましょう!

a. そもそも英単語・文法を知らなすぎる

基礎的な英単語・文法を知らないと、何度リスニングを練習しても力は伸びません。

私たちは生まれたときから、日本語に触れ単語・文法を理解したから日本語を聞いて難なく理解できますよね。

英語力を伸ばす際も、まずは基礎的な英単語・文法を理解することが必要なのです。

下記に簡単に例を紹介します。

I run in the park every morning.

私は毎朝公園をランニングする。

I run a company in Tokyo.

私は東京で会社を経営している。

同じ”run”でも複数の意味があるのです。

しっかりと基礎的な英単語・文法をおさえることが大切であると、理解してもらえると思います。

b. 英語を日本語に訳してしまって追いつけない

この原因に当てはまる方はかなり多いです。

聞こえてくる英語をその都度日本語に訳していると、「聞こえた英語に当てはまる日本語」を探す時間がかかってしまいます。

要するに、意味を考える時間が生じてしまうのです。

また、英語と日本語では語順そのものが違うため、日本語に変換することはリスニング力アップの妨げなのです。

次の英文を例に考えてみましょう。

I’d like to improve my listening skills because I have a dream to travel to more than 30 countries in the future.

これを聞こえた順に日本語に変換するとどうなるでしょう。

I’d like to / 私はしたい improve my listening skills  / リスニング力を向上するbecause/なぜなら I have a dream/夢がある to travel/旅をする to more than 30 countries/30か国以上へ in the future./将来

英語と日本語では語順が違うため、聞いた順に訳していると意味が掴みづらくなります。

また、訳していると気づいた時には相手が話し終わっており、「会話の一部しか理解できなかった」なんてこともあるかもしれません。

実際に、私も高校生時代同じような経験がありました。

「そんなこと言われても、訳さないと理解できないんだよ!」

今そう口にしたあなた。そうおっしゃると思ってました。

そんなあなたへ、後ほど丁寧にリスニングのコツを紹介するので、もう少々お付き合いください。 

c. 話すスピードについていけない

これも多くの方が悩む原因かと思います。

大きな理由として、英語への慣れが足りていないことがあげられます。

英語を英語で理解するスキルを身に付け数多くの英会話を経験しないと、ネイティブの速さについていくことは難しいです。

海外旅行で相手の英語が聞き取れなかったとき、

Speak slowly,  please.” や Could you say it again?” と言えばほとんどの方が繰り返してくれると思います。

ですがやっぱり、一回で聞き取って返したいですよね笑

今よりもさらに英語脳にするために、会話する場を積極的に設けましょう。

d. 英語の発音のルールを知らない

英語独自の発音ルールを理解しないと、ネイティブの英語をスムーズに聞き取ることは難しいです。

なぜなら、ネイティブの会話では発音のルールが当たり前に使われるからです。

裏を返すと、発音のルールを理解することができれば、ネイティブの英語がさらに聞けるようになりリスニング力が飛躍的にアップします。

下記に重要な2つの発音ルールをまとめてみました。

ご存知なかった方は是非読んでいただきたいです。

1. リエゾン(リンキング)

リエゾンとは、2つ以上の単語の「音と音のつながり」を指します。

「1つ目の単語の最後の音」と「2つ目の単語の最初の音」がつながり、音に変化が生まれることです。

リエゾンには何パターンかありますが、ここではよく使われる「子音+母音」が連結するパターンを例に見てみましょう。

I live in Tokyo. (私は東京に住んでいる。)

この一文をリエゾンを意識しないで発音すると次のようになります。

→「アイ リヴ イン トーキョー」

しかし、実際は次のように発音します。

→「アイ リヴィン トーキョー」

live” の “v”(子音) と “in” の “i”(母音)がリエゾンしているのです。

2. リダクション

リダクションとは、「音の脱落」を指します。

スペルにはある音が、会話では「弱くなる」または、「ほとんど発音されなくなる」ことです。

例えば、みなさんもよく聞いたことがあるであろう “Sit down” というフレーズ。

よく聞いてみると、「シット ダウン」ではなく「シッダウン」と発音していることに気づきます。

ここでは Sit の “t がリダクション(脱落)しているのです。

2. 英語のリスニングのコツ 厳選5品!

お待ちかねの英語リスニングのコツをご紹介します。

リスニングのコツは沢山あると思いますが、今回は最も有効な5つのコツに厳選しています。

コツコツ頑張りましょう。

それでは、レッツゴー!!

 【英語のリスニングのコツ①】中学レベルの英単語・文法の基礎を固めよう

聞こえてくる英文中の単語・文構造が掴めない方、英会話初心者の方は、徹底的に英単語・文法の基礎固めに時間を割きましょう。

では、どのように基礎固めをすれば良いのでしょうか。

ズバリおすすめは、中学レベルの英単語・文法を復習することです。

なぜなら、普段の会話レベルであれば中学英語で十分対応できる上、中学英語では基本的な英文法の大半をカバーしているからです。

書店に行ってみて「これだ!」と思った参考書(英単語帳 文法ドリル)を手に取ってみてください。

やはり気に入ったもので勉強する方が、モチベーションも保てるかと思います。

個人的なおススメですが、参考書はCD付きのモノがベターです。

視覚だけでなく聴覚も使って学習できるため、定着スピードが早くなる上、リスニング力アップにもつなげられます!

 【英語のリスニングのコツ②】英語をそのまま理解するクセをつけよう

英語を英語で理解するクセをつけることは、リスニング力アップに欠かせないコツの1つです。

先ほど【リスニング力が上がらない4つの原因】の中でも紹介した、現在英語を日本語に変換して訳してしまっている方には、特におさえていただきたいコツです。

では、英語をそのまま理解するクセをつけるためには、何が必要でしょうか。

多くの方は、「英会話の場数を踏む」とお答えになるのではないでしょうか。

もちろんそれは大切なことです。

しかし、今回はより「リスニングのコツ」に焦点を当てて考えてみたいと思います。

その答えはズバリ、「英語を“イメージ”でとらえる」です。

これだと分かりづらいので、詳しくご説明していきます。

イメージでとらえるとは、聞こえてきた単語や文構造を言葉としてとらえるのではなく、“イメージに変換する”ということです。

これがどういう意味か日本語で考えてみましょう。

次の例文をご覧ください。

「リスニング力をどうしても上げたくてさ、毎朝電車の中でスマホで歌詞を見ながら洋楽聞いてるんだよね。」

これを聞いた時、あなたの頭の中にどんなイメージが浮かびますか?

・友人が毎朝電車でイヤホンを付けて洋楽を聞いてる様子。

・満員電車の車内の様子。

・曲のスピードが速くて歌詞についていけない様子。

様々思い浮かぶのではないでしょうか。

日本語のネイティブスピーカーであるあなたは単語・文法で理解するのではなく、イメージで文章を捉えているのです。

上記の英文をそのまま英語に変えてみましょう。

「I really wanna improve my listening skills…so I listen to English  music on the train everyday, looking at the lyrics on my smartphone.」

この英文を聞いて、訳さずパッとイメージが浮かびますか?

浮かぶ方は英語脳ができている証拠です。

イメージが直ぐに浮かばない方は、英語にまだ脳が慣れていないのです。

そのような方は、これから単語や英文を訳す前に「イメージに変換する」ことを意識してみてください。

“Apple”と聞いたら、「リンゴ」と訳すのではなく「赤い果物」とイメージするように。

これを繰り返し意識することで、自然と英語をそのまま理解できるようになります。

是非トライしてください!

 【英語のリスニングのコツ③】出だしは絶対聞き逃さないで

リスニングが苦手な方ほど、意識していただきたいコツの1つです。

なぜなら、出だしをしっかりと聞くことができれば、英文の全体像を掴みやすくなるからです。

英語は基本的に大切なことを文のはじめに言います。

【リスニングのコツ②】で扱った英文を例に考えてみましょう。

「I really wanna improve/ my listening skills…」

これが、例えば学校のクラスメイト、コウヘイとの会話だとしましょう。

スラッシュまでの英文(I really wanna improve )を聞き取ることができれば、

コウヘイが「何か向上(改善)したいんだな」「何かに不満または満足していなんだな」

ということが想像できるかと思います。

しかし、出だしを聞き取ることができなければ、「リスニングの勉強の話ですね」

などと混乱してしまうかもしれません。

出だしを聞くことで全てがわかるわけではないですが、英文の全体像を掴むきっかけとなります。

是非コツとして意識してみてください!

 【英語のリスニングのコツ④】発音のルールを理解し慣れよう

まずは、先ほど述べたリンキングやリダクションの機能について理解しましょう。

ルールが理解できたら、そのルールに慣れないといけません。

スポーツでも同じですよね。ルールを覚えても、実際に練習や試合を経験しないとルールに慣れることはできません。

発音のルールに慣れるためには、何をすればよいのでしょうか。

答えは、「精聴」です。

何でも構いません。1つリスニング教材を選んでください。

そして、聞こえてくる英文を噛みしめるかのように丁寧に聞いてみてください。

一回で終わらず、何度も何度も同じ英文を聞いてみてください。

音のつながりや脱落があることに気が付くと思います。

おススメは、イヤホンを付けて聞くことです。

ある程度聞くことに慣れてきたら、実際に声に出して真似てみましょう。

リスニングだけでなくスピーキング力アップにも繋がりますよ。

 【英語のリスニングのコツ⑤】多聴すべし

これまでのコツをおさえたら、あとは実践を積むのみです。

是非、様々な英文を聞いてみてください。

話す人が、イギリス人・アメリカ人と違うだけで聞こえ方は大きく変わってきます。

しかし、ただやみくもに聞くのではなく、コツをおさえたうえで聞いてください。

ある程度聞こえるようになった人がやりがちなのが、とりあえず聞き流すリスニングです。

以下に【ダメなリスニング勉強法】をまとめました。

重要なことが書いてあるので、是非目を通してください。

3. ダメな英語のリスニング勉強法とはナニ?

ここでは3つ、ダメな英語のリスニング勉強法についてご紹介します。

今日リスニングのコツを習得したあなた。しっかりとリスニング力をこれから向上させていきたいですよね。

リスニング力がアップしない勉強法は避けたいですよね。

a. 聞き流しのリスニング

聞き流しのリスニングはほぼ無意味だと言っても過言ではないでしょう。

ここでいう聞き流しのリスニングとは以下の2つです。

1 知らない英単語ばかりが耳を通り抜けるリスニング

基礎知識(英単語・文法)が定着していない状態で、ただ英語を聞き流すのは「雑音」を聞いていることと同じです。

もしもこの状態に当てはまる方がいらしたら、早急にやめるべきです。

2 音楽感覚で英語が耳を通り抜けるリスニング

英単語や文構造・発音を意識せずに、BGM感覚で英語を聞き流すことは一見効果がありそうですが、実際の効果は薄いです。

机に向かわないにしても、リスニングのコツを意識しながら英文を集中して聞くことが大切です。

b. 視覚情報に頼ったリスニング

視覚情報のある英会話などは極力避けたほうがよいです。

例えば、日本語や英語の字幕に頼って洋画を見たり、問題集のスクリプトを見たりすることです。

なぜなら、リスニング力を上げるためには、英語を音から理解することが大切だからです。

以下は、私たちが日常で使う五感の割合を示しています。

視覚 87%

聴覚 7%

触覚 3%

嗅覚 2%

味覚 1%

ご覧の通り視覚が約9割を占めています。

視覚情報に頼ったリスニング方法だと目からの情報に集中してしまい、肝心な耳からの情報がおろそかになってしまうのです。

目と耳を使って勉強することは英語に限らず有効です。

しかし、英語リスニングの向上を狙うのであれば、耳からの情報を意識することが大切です。

c. 海外映画やドラマを使ったリスニング

海外映画やドラマを使ったリスニングが、全くダメというわけではありません。

しかし、ある程度のリスニング力がついた方(中上級者)でないと効果が薄いです。

海外映画やドラマを使ってリスニングをすると、楽しみながら勉強できる感覚になり勝手に満足した気になりがちです。

ですが、初心者の方であればほとんどの方がネイティブの会話を聞き取ることは難しいでしょう。

気づいたら字幕をつけちゃってるなんてことも笑

また、上記でも述べたように映画やドラマだとどうしても視覚から情報に集中してしまいます。

4. まとめ~英語のリスニングのコツをおさえ英会話力をもっと伸ばそう!~

いかがでしたでしょうか!

5つの【リスニングのコツ】は、ご理解いただけたでしょうか。

今回はコツだけでなく、【リスニング力があがらない原因】や【ダメなリスニング勉強法】についてもまとめさせていただきました。

コツだけをおさえるのではなく、伸びない原因や勉強法についても知っていただき、効率よくリスニング力をアップさせていただきたいと思いこのような構成にしました。

早く海外旅行に飛び出したいですよね。。。

海外旅行を満喫しているご自身を想像しながら、少しでもリスニング力がアップするよう勉強してみてください。

最高の海外旅行になること間違いナシです!

この記事が少しでもあなたのお力になれたら幸いです。

次回もお楽しみに!

5. 自信がつく英会話~SIF Direct Englishの紹介~

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そんなあなたへ

Social Innovation FijiではSIF Direct Englishという、フィジー人の英会話講師とインタビュー形式で、英会話練習ができるサービスを提供しています。

英会話初心者の方が、安心して楽しく授業に臨むことができるプログラムにこだわっています。

今日おさえたリスニングのコツを意識しながら参加すれば、スピーキング力だけでなくリスニング力も確実にアップします。

少しでも気になったらご連絡ください!

内容を丁寧にご説明させていただきます。

申込・お問い合わせは、ホームページ上から行えます。

あなたからのご連絡心よりお待ちしております!

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