駐在員経験で学んだ海外で働く上での必須スキル

こんにちはRIKUHIROです。

皆さんの中には1度は海外で働いてみたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

海外で働くということは留学とは違い、異文化・価値観の異なる中でビジネスをするということです。

自分のスキルを伸ばせたり、語学力を実戦で試せたり、チャレンジではありますが得られるものも大きいとされています。

その一方で、言葉が通じないのは不安、友達や家族と会えなくなるのはさみしい、治安が悪そう‥などと考えなかなか現実的には難しいと考える人も多いのではと思います。

僕は学生の頃からずっと、海外に行って働くことが1つの目標でした。

1人で海外旅行に出かけたり留学をしたりする中で、今までとは全く違う人たちを知ることがどんどん楽しくなっていったからです。

社会人になってからは海外で働く機会を与えてもらい、とても充実した日々でした。

でも実は日本と違う環境で働く中で、何度も困難にぶつかり苦労や失敗もしてきました。

今日は5年間海外で色んな人と関わりながら試行錯誤した経験から、海外で働く上でこれは必須!というスキルの1つをご紹介します。

そして最後に、そのスキルを今すぐ身につけたいという方にもその方法をお話したいと思います。

この記事はこんな人にオススメの内容です!

  • 将来海外で働いてみたいけど、実際どんな感じか色んな話を聞いてみたい方
  • 海外の人と働いていく上で英語以外のスキルを考えたい方
  • 海外の人と働いているがコミュニケーションがうまくいかない方
目次

海外で働く上での必須スキル:相手と自分は違うという前提で働く

海外で働く上での必須スキルは実はビジネスに必須のスキル

 相手と自分は違うということは当たり前のように聞こえますが、海外歴が長いベテランの方でも時々このポイントで躓いているのを見かけます。

僕はよく子供に「自分がされて嫌なことはお友達にもしないでね」と言っています。

確かにそうなのですがもう少しちゃんと言うと「相手がされて嫌なことはしないでね」です。

自分がされて嫌なことを想像することは割と簡単です。

難しいのは相手の立場に立って考えたときに嫌なこと、嬉しいことは何かを理解することです。

ビジネスも同じで、相手が必要としているサービスを提供するのであって、自分が欲しいサービスを提供するだけではうまくい気ません

商品などを売りたい時は売れないだけなので良いですが、これが自分のチームメンバーが相手だったりするとコミュニケーションが難しくなってきます。

海外で働く上での必須スキルがないと損をする

海外では日本人が会議で黙っていると何も考えていないと思われる、という話があります。

これは本当に日本人が損をしている場面だと思います。

確かに日本では黙っていた方がいい場面もあるのですが、これも日本と海外では違う前提で仕事をしているということを理解して頭を切り替える必要があります。

意見を言って欲しい、考えていることは会議の場で吐き出して欲しい、と相手が考えているのであれば、やはりここでは意見を言う方が仕事がうまく進むと考えられます。

海外で働く上での必須スキルの必要性を感じた経験

国によって違う海外での仕事の進め方

 海外で働いていると毎日のようにカルチャーショックのようなものに遭遇します。

僕は海外で営業ではない仕事をしていましたが、ある月末にどうしても数字が厳しく、現地の営業スタッフと一緒にお客さんのところに行くことになりました。

今回は自分たちの住む国のお客さんではなく、フライトで南米のお客さんに会いにいきます。

絶対に商談を成功させよう!などと2人で意気込みながら現地に向かい、僕は挨拶が終わるなり数字の話を始めようとしました。

ところが一緒に行った担当の営業は全くそんな素振りはありません。

ホテルの朝ごはんで初めて食べたもの、ホテルからここに来るまでのタクシーで目に入った珍しい鳥、娘が小学校に行き始めたこと、車を買い替えようか考えている話、共通の知り合いが新しい仕事を始めた話、と全く本題に入る気配がありません。

アイスブレイクのつもりが1時間近く経過しており、宴会の席のように楽しそうな周囲を横目に完全に僕は苛立ちを隠せませんでした。

そしてようやく本題に入ったと思ったら「分かってる分かってる。決めたら後で連絡するよ」という一言で打ち合わせは終了してしまいました。

海外で働く上での必須スキルを教わる

日本人同士で仕事をしていると、あまりこのような場面には遭遇しません。

お互い忙しいですし、軽く挨拶をした後は速やかに本題のビジネスの話をします。

あるとすれば(今は難しいですが)商談のあとに食事などに行き、そこで始めてお互いのプライベートに話題が触れることもあります。

僕はなぜ本題に入らずに時間を使っていたのか営業に尋ねたところ

「これが彼らの国でのやり方です。相手が完全に打ち解けていないと、ビジネスの話をしても意味がありません。打ち解けるのにさらに時間が必要ならビジネスの話をしないで帰ることもあります。」

と教えてくれました。

海外で働く必須スキルを実践する難しさ

この件があってからは、僕は相手がどのように仕事を進める人なのかにすごく気をつかうようなりました。

国だけでなくもちろん人にもよるので、大事な仕事の時はあらかじめ知り合いの人に確認したりもします。

入り口を間違えると、せっかく準備をしてきても全く意味のない話になってしまいます。

特に海外で色んな国の人と働く時には仕事の進め方を確認することが非常に重要ですが、慣れていなかったり自分のことに集中していると忘れがちです

それはなぜかと言うと、次のような根本的な考えがしっかり身についていないからです。

海外働く上での必須スキルと社会貢献に共通する難しさ

相手が求めていることを知る難しさ

 相手と自分は違うということを認めることは、ボランティアや社会貢献を考える時にも非常に重要です。

被災地に必要のないものがたくさん届けられたりする話をよく聞きますが、やはりここが難しいポイントだということがよく分かります。

自分と異なる環境の人が何を欲しているのか想像することは非常に難しいのです

特に遠く離れた場所、育つ環境が違う海外と働くことになればなおさらです。


この感覚とスキルはもちろん海外や社会貢献という働き方でももちろん使えますが、早い時期から意識できると日本でビジネスをする上でも効果があるかも知れません。

ではこのスキルや経験は実際に自分で海外でビジネスを起こすか、企業内で海外に駐在するという形でしか得られないのでしょうか。

日本を出なくても海外で働く上での必須スキルを身につける方法

 今は海外に出ることが非常に難しい環境になってしまいました。

でも海外に行かなくても海外の人と働く経験をする場として僕がオススメしているのは、オンラインでの海外インターンがあります。

今までは海外でのインターンは制約も多く募集件数も少ない、一般的な選択肢ではありませんでした。

でも今はネットを通じて、日本からでも世界中の企業や人にアクセスすることが可能です。

この記事を書いているSIFの活動も、日本からフィジーにオンラインで繋ぎフィジーの社会課題解決に取組んでいます。

社会課題、しかも海外が舞台ですから相手が何を欲しているか理解するのは簡単ではありませんが、その分多くの発見ややりがいもあります。

オンラインの海外インターンであれば、実際に現地に移住しなくても、今の仕事を辞めなくても、このスキルを身につけるチャンスはありますし、身につければ生活の中でも活用することが出来ます。

少しでも海外インターンでのスキルアップに興味のある方は、まずはリサーチしてみることをお勧めします。

もちろんこのSIFの活動について話を聞いてみたい、という方も大歓迎ですのでお気軽にご連絡ください!

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